クックのコッキー(本物)

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スーパーマリオ 3Dランド 感想

ソシャゲをやめろ

ということで最近はよくCSだったりsetamだったりのゲームを触ってます。せっかくなのでプレイした記録と記憶を言語化しとくかって感じ

スーパーマリオ 3Dランド
公式 https://www.nintendo.co.jp/3ds/arej/index.html

 

3DSで出たマリオ。3Dと銘打っているが64のようなゴール地点が複数設定されているタイプではなく、普段の横スクロールマリオに奥行きを足したものをイメージしてもらえば。ストーリーはいつも通りピーチ姫がクッパに攫われたので助けに行くいつものやつ。A定食


とりあえずEDまでとスペシャルステージを少し触ったので書いていきます。マリオあんまりやってないのでところどころ見当違いなこと言ってたらごめんなさい

 


【評価点】
・ステージ開始時にスーパーマリオ(一段階パワーアップした状態)でスタートできる
一般的な横スクマリオとは異なり、ステージ開始後即敵にぶつかるなどしてダメージを受けてもそのままゲームオーバーにならないようになっている。ゲーム序盤のプレイヤーがまだ操作に慣れていない期間をサポートする目的だと思われる。3Dマリオでは基本体力ゲージ制=一度その辺の敵にぶつかった程度では死なない、を採用しているため、それを2D型マリオに落とし込む際のアイデアだったのかなーという感じ。
・1UPしやすい
ゴールポールの先端を掴むと1UP、赤コイン5枚で1UP、コイン大量に落ちてる、ステージクリア時残り時間に応じてコインが加算、ととにかく残機が増える仕様。
・初心者救済要素が強い
同一ステージで5回ミスをすると無敵このは、10回ミスをするとパタパタの羽というお助けアイテムが入ったブロックが出現する。前者はタヌキマリオ+ステージ中は無敵、後者は使用するとゴール地点までワープできる、というものだが、これらがとても強力(一部ステージは妙に難しく助けられるケースがままあった)。今作はスターメダル(各ステージに存在する収集アイテム)を一定数所持していることを条件に解放されるステージが存在する、ステージクリアだけでなくそれらを集める際にも利用できるのは良い点だった。一部のメダルは敵や不安定な足場、複雑な地形に囲まれた箇所に配置されているのでそれらを集める際にはかなり役に立つ。
・最後のクッパ戦がなかなかいい感じ
クッパから逃げながら崩落していく足場を駆け抜けるステージで、カメラをくるくる回して臨場感を出す良い演出だった。だったのだが……

【不満点】
・カメラワークが悪い
上にあるようにラストのカメラは良かったのだが、一部のステージでは逆に劣悪さに悩まされた。多くのステージではスタート地点から右または奥に向かうため見下ろし視点またはマリオの背中側を見る視点(≒いわゆるTPS)のカメラワークのため不都合はないが、一部ステージでは画面奥で自キャラが小さい+不安定な足場+周囲に落ちたらアウトなマグマ、のようなエリアは苦労した。
また、空中ステージも、不自由なカメラワークが災いしジャンプ後の着地点を誤っての落下死が多発した。
カメラワークに関しては十字キーの左右で少し補正できるものの大した距離をカバーできるわけではなく、またキーの箇所がスライドパッドの下部にあり左手でパッドとキーの操作を同時に行うのはなかなかハードルが高い。立体視を使えばいい?立体視苦手なんですよね……

・一本道で自由度に乏しい
2Dの横スクロールマリオをベースに作ってある以上仕方のないことではあるが、探索要素やワープ、また3Dゲーム特有の豪快なショートカットができず、遊びの幅が狭い。ステージ構成においても、山を登っていく、水中を泳いでいくなどオーソドックスなステージはともかく、空中ステージではいくつか浮島が用意されてそれらをワープ?ブロックがつないでいく構成をとるものが多くみられた。浮島同士の移動手段は原則このブロックを除いて存在せず、地続きステージで各種アクションを用いて自分なりにショートカットを探して進んでいくような楽しみ方はできず、アクションの自由度に反してゲームをやらされているように思える。

【プレイしていて気付いた点】
・能力の数が多い
おなじみファイア、マリオ3から再登場したタヌキ(しっぽ)に加え、今までは敵が使用していた武器をこちらも使えるブーメラン、飛んで移動できるプロペラボックスなど多彩な能力を使って冒険できる。もっとも飛び道具系は連射しにくく、また踏んで倒せる敵が多いので2Dマリオのものよりかは重要度が下がっている。
・ワールドボスの特色
ワールドボスはブンブン、プンプンを倒す飛行船ステージとクッパの背面のスイッチを押す城ステージがあるが、後者の城ステージは2Dマリオのクッパ戦の従来の型を踏襲しながら、飛び越えたり下をくぐるだけでなく奥行きによりクッパの横を通り抜けてスイッチを目指すような攻略をできるようになったのは2Dと3Dの合いの子の本作の面白いポイントだと思える。

【総評】
 なんだかんだ面白いし表クリアまで結構短いからサクッと終わるのでアリ。カメラワークがお排泄物なのでそこに慣れるかがカギといったところ。